「門前払い」を助長 生活保護改悪案を批判

(写真)質問する辰巳孝太郎議員=12日、参院厚生労働委 日本共産党の辰巳孝太郎議員は12日の参院厚生労働委員会で、生活保護法改悪案を批判し、「いま求められるのは憲法25条の生存権の精神を生活保護の運用に入れ込むことだ」と迫りました。 辰巳氏は、改悪案が申請書類提出を義務付け、口頭での申請には「明瞭な意思表示」が必要としている問題を追及。所持金600円のシングルマザーを追い返した京都府舞鶴市の例を示し、「明瞭な意思を示しても門前払いするようなことがまかり通っている。改悪案が門前払いをいっそう助長するのは明らかだ」と批判しました。 田村憲久厚労相が「必要な方は保護するよう周知徹底する」と弁明したの…続きを読む