阪神港などの大型港湾開発を批判
参院国土交通委員会は12日、港湾法改定案を日本共産党以外の賛成多数で可決しました。採決に先立つ質疑で日本共産党の辰巳孝太郎議員は、スーパー中枢港湾や国際コンテナ戦略港湾など、過大な見積もりで港湾を次々に大型化し、不必要な14メートル級のバース(停泊場)を全国にいくつもつくるなど、一貫性のない政策で破綻した大規模港湾開発を批判しました。 国交省の菊地身智雄港湾局長は港湾整備予算(国費)が2015年度までの21年間で合計約6・6兆円に上ると答弁。辰巳氏は「東京の臨港道路を加えると20年までに6600億円をつぎ込む計画だ」と指摘しました。 さらに辰巳氏は、16メートル級の大水深バース建設は「北米航路…続きを読む