海洋環境整備船の体制充実を求める

6月10日、海洋汚染防止法改正案の質疑に立ちました。 私は、災害時などに海洋の環境保全と安全確保に重要な役割を果たしている海洋環境整備船の体制の問題を取り上げ、不安定な非正規職員が正規職員よりも多い実態を示しつつ、職員の正規化と国が責任を持つ直轄直営運航の体制確立を求めました。 海洋環境整備船は、船舶の航行安全の確保や海洋の汚染を防除するために、全国に計12隻が配備され、日常的にごみの回収業務を行い、災害時には油回収やがれき除去等を行っています。東日本大震災でも、4隻が長期にわたり被災地に派遣され、瓦れきの回収作業を行い、大活躍しました。 ところが、全国で53人いる…続きを読む