許されない原発「特重施設」の猶予期限延期 辰巳氏 規制委批判 衆院原子力特委
2025年6月10日

(写真)質問する辰巳孝太郎議員=10日、衆院原子力特委 日本共産党の辰巳孝太郎議員は10日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原発の新規制基準で義務付けられたテロ対策などのための「特定重大事故等対処施設(特重施設)」の設置期限を延期するよう、電力事業者や自民、国民民主両党が求めていることについて原子力規制委員会の姿勢をただしました。 「特重施設」は発電所本体の設計・工事計画の認可後5年間は設置の猶予期間が設けられており、再稼働しても期間内に完成していなければ運転停止となります。本体の設置変更許可がされたBWR(沸騰水型)原発のうち島根原発2号機、女川原発2号機、柏崎刈羽原発6・7号機、東海第2原…続きを読む