際限なき公金投入 ラピダス支援法可決 辰巳氏が反対
ラピダス・半導体産業支援法案が9日の衆院経済産業委員会で、自民、公明、立民、国民民主、日本維新の会などの賛成多数で可決され、日本共産党、れいわ新選組は反対しました。 日本共産党の辰巳孝太郎議員は討論で、反対理由の第一に、ラピダスなど一握りの半導体企業に10兆円以上の公的支援を行うことを批判。これまでも研究開発の補助金などで大企業のリストラを支援する政策が人材流出、国内半導体産業の衰退を招き、賃金は上がらなかったと告発し「同じことを繰り返すのを容認できない」と強調しました。 第二に半導体メーカーのエルピーダメモリが破綻し、公的資金の約280億円を毀損(きそん)したことへの反省のない公金投入を批判…続きを読む