有権者を愚弄する国保逃れ
2026年01月11日
一般社団法人の理事に就任し少額の応酬を受け取り、最も定額の社会保険に加入することで、高額の国民健康保険料の支払いを回避するという脱法的な「国保逃れ」を、維新の会の議員らが行っていたことが明らかになりました。
この一般社団法人も維新の会の元国会議員秘書が立ち上げたとされるもので、会社の登記を確認すると理事が600名超も! 維新の会の兵庫県議2名と神戸市議が理事就任を認めました。本来納めるべき国保料と比較して年間100万円近くも安くなる計算です。あまりにも姑息で有権者を愚弄するもので、議員辞職にも値します。国保逃れを意図した法人は他にもたくさんあり、そのいくつかは維新関係者が設立したものと見られます。
議員のような高額負担者が国保を抜けると、国保加入者の負担はより大きくなります。また維新の会は、日本共産党が求める国保料の引き下げにことごとく反対してきました。国保「都道府県の一本化」で各市町村の一般会計繰り入れを禁止し、国保料を爆上がりさせたのも維新です。
明らかになったのは氷山の一角です。大阪市議81名中、国保加入者が45名で、国保以外の保険加入者が36名もいることも報道されています。国民には高い保険料を押し付けておきながら、自らは脱法的方法で負担を軽減。こくな悪徳政党は聞いたことがありません。
連立政権を組んだ維新のスローガンは「動かすぞ、維新が」だそうです。「誤魔化すぞ、維新が」の間違いではないでしょうか。
(大阪民主新報、2026年1月11日)