たつみコータローの国会レポート 被災地そっちのけ安倍政権と維新(大阪民主新報より転載)

2018年9月16日  

大阪北部地震に続き台風21号で被災された方々にお見舞いを申し上げます。

私は台風翌日に湾岸地域での調査聞き取りを行い、次いでとりわけ被害の大きかった泉州地域にも入りました。

夢洲のコンテナヤードでは風で飛ばされたコンテナが散乱し、停電によって信号は止まり、あるいは信号機そのものが90度回転し機能しないものも。マンションは停電によってポンプ機能が作動しなくなり、断水となりました。農業被害も深刻で、ビニールハウスが倒壊し、出荷直前の泉州の水ナスも被害を受けました。関西国際空港は滑走路が冠水し、空港島が孤島と化し、その脆弱性が露わになりました。

連続する災害で、復旧復興のため政治が果たす役割は重大です。ところが「赤坂自民亭」の反省からか、官邸が乗り出して対応に当たるという演出には熱心ですが、北海道の地震による死者を間違えて発表するなど完全に空回りしています。与党からは補正予算のための臨時国会召集の声は一切聞こえてきません。

松井知事は、府民が被害に苦しむなか、「党務」で辺野古新基地推進派候補の応援に沖縄へ駆けつけました。万博誘致を進めるための欧州出張は「キャンセルすると都市として脆弱と思われる」と強行しました。五輪招致のため原発事故の汚染水を「アンダーコントロール」と演説した安倍首相とそっくりです。

災害の度に被災者そっちのけの姿勢が透けて見える安倍政権と維新政治。政治を変えて命と暮らしを守る時です。(辰巳孝太郎 日本共産党参院議員 毎月第3週に掲載)
(大阪民主新報、2018年9月16日号より)