コータローの国会レポート⑱ 法案の賛否を決める(大阪民主新報から転載)

2014年5月4日  

 6月22日までの通常国会も3分の2を終えました。今国会は80を超える法案の審議を行う予定。そのうち私が所属する国土交通委員会は法案11本プラス議員立法数本の予定で、これまで内閣提出の5法案と議員立法3本が採決済みです。  ところで法案の賛否はどうやって決めるのでしょう。審議予定の法案の賛否は、議員や秘書、事務局などが参加する毎週の法案審査会で議論します。各議員は担当する法案の概要、賛否とその理由などを記した文書を作成し、他の議員や秘書、事務局と共に全体で議論します。有権者に賛否の理由を聞かれても説明ができるよう、納得いくまで議論します。時には法案の解釈や賛否をめぐって、次の週に持ち越すほどの… 続きを読む »


コータローの国会レポート ⑰あきれた国営政党(大阪民主新報から転載)

2014年4月20日  

みんなの党の渡辺喜美氏が代表を辞任しました。昨年の猪瀬前都知事の5千万円・徳田マネーに続いた政治とカネの不祥事です。  「熊手」はともかく、8億円もの大金を個人から借り入れ、一体何に使ったのか。いまだに納得のいく説明はありません。また使い切って「ない」と言っていた5億円は、実は妻の口座に隠していたということも、国民を愚ろうしています。  2013年政治資金収支報告書によると、みんなの党の収入は14億円。そのうち11億円が政党助成金で、2億5千万円が渡辺氏からの借り入れです。個人献金は860万円で全体の0・6%に過ぎません。「官僚政治打破」といいながら、国営政党です。  過去の数回の国政、地方選… 続きを読む »


コータローの国会レポート⑯突如のテレビ中継(大阪民主新報から転載)

2014年4月6日  

普段、国会議員はそれぞれ所属の委員会で質疑をしていますが、予算委員会での質疑は、それぞれが会期末までに1回以上質問に立つ機会があります。予算委員会は総理含めた大臣に直接対決できる舞台ですが、全国テレビ中継のものがあります。当初、テレビ入りはベテラン議員が担当し、吉良よし子さん、倉林明子さんと私の新人3人は、独特な雰囲気の予算委員会に「場慣れ」する事が必要とのことで、テレビなしでの予定でした。  ところが私が出番予定の3月20日の審議が、突如テレビ中継されることに。  持ち時間は16分間。テーマは「生活保護」。大阪市が手取り9万円の人にも親族への扶養を迫る「目安」を作っていたことと、35年音信不… 続きを読む »


コータローの国会レポート ⑮凍り付いた委員会室(大阪民主新報から転載)

2014年3月31日  

 国土交通委員会室が凍り付いたのは、3月13日のリニア中央新幹線についての質問を終えた時でした。  リニアはJR東海が全額「自己負担」で建設するため、国会での審議がほとんどされないままになっています。国交省はどこか「人ごと」なのです。審議会を設け、有識者などを集めて少し話し合った程度。結局、甘い需要予測で整備計画の決定となりました。  東京―大阪開通の2045年には、15歳から64歳の人口は現在の7700万人から2400万人も減少しますが、この事は全く考慮せず需要は今の1・2倍になるとしています。仮にリニアが失敗し債務超過に陥っても、公共交通を担うJR東海はつぶせません。最終的には国の財政支出… 続きを読む »


コータローの国会レポート ⑭「いい記事は全部『赤旗』」(大阪民主新報から転載)

2014年3月9日  

 2月28日、衆議院で2014年度予算案が与党の賛成多数で可決しました。わずか14日間、70時間という短時間での審議。消費税増税を前提としながら、社会保障を削り、リストラ企業を応援する予算です。  3月は、衆議院から送られてきた予算案を今度は参議院で審議することになります。2月の参議院は常任委員会は開かず、調査会や特別委員会を活発に開き、審議してきました。  その中でも私が所属する「デフレ脱却及び財政再建に関する調査会」は、毎回各党推薦の大学教授などの有識者を招き、日本経済の停滞を分析し、どう不景気を脱却していくのかを議論しますが、この委員会が非常に興味深いものになっています。  それは、与党… 続きを読む »