コータローの国会レポート㉖セルビアからの友人(大阪民主新報から転載)

2014年8月31日  

 セルビアからの友人が来日しています。空手の元世界チャンピオンのターニャさんは、セルビアで空手の道場を開いており、子どもたち6人が、8月に武道館で行われた大会に参加しました。

 大会終了後、セルビア大使館を表敬訪問。大使館では科学者であり発明家でもあるニコラ・テスラの写真がありました。理系の方はご存知、「テスラ」は磁束密度の単位にもなっています。テスラはエジソンと並ぶ発明家で、セルビアでは英雄で本国の紙幣にも。「人工地震発生器」のようなものを研究していたという逸話もあり、それを学ぶためオウム真理教の信者がテスラ博物館に訪れたことも、当時セルビアで話題になりました。

 国会見学ツアーの後は、ターニャさんから日本の貧困の広がり、学費の高さ、集団的自衛権の問題等々、質問攻めに。彼らにとって日本は先進国で「お金持ち」のイメージ。格差と貧困が広がっている事は驚きの事実だったようです。日本の政治情勢に大人は興味津々でしたが、キッズたちにはちょっと難しかったみたいで、「なんでニンジャはいないの?」という質問を繰り返ししていました。

 90年代、ユーゴ紛争において西側諸国から空爆を受けたセルビアでは「反米」の人が多く、第2次世界大戦で米国に原爆を落とされながらも復興を遂げた日本に対し、親近感を覚えている人も少なくありません。米国との軍事同盟を強化している現在の日本の実相を知れば、落胆する人も多いでしょう。

(日本共産党参院議員 辰巳孝太郎 大阪民主新報にて隔週で掲載)