コータローの国会レポート 崩れた地下9.9㍍のゴミの根拠(大阪民主新報より転載)

2017年4月16日  

森友問題は大きく3つの解明すべき問題があります。一つは8億円値引きの根拠であるゴミはあったのか。二つ目は不当な値引きに政治家の関与はあったのか。三つ目は教育勅語を初めとする復古主義的な教育内容や、子どもに対する虐待問題がなぜ放置されてきたのか、です。

1つ目の問題は3月24日、27日の予算委員会で取り上げ、完全に決着がつきました。大幅値引きの根拠は地下9・9㍍の深さからのゴミが出てきたということです。

私は敷地のボーリング調査を入手し、国立研究開発法人「産業技術総合研究所」に地質分析を依頼しました。すると「深さ3㍍までは人工的に埋め立てた埋設土からなり、それより深い部分が天然の堆積物と思われる」との判定が下ったのです。法人の職員は深度10㍍ぐらいでゴミが出てくる可能性について「あり得ません」とキッパリ述べたのです。

国会質問のポイントは民間ではなく「国立」の研究法人からの回答を得たという事。政府にとって「身内」の研究法人が「ゴミは出ない」と言っているのですからこれほどの説得力はありません。一方政府からの補助金も出ている法人なので政府の顔色をうかがってもおかしくありません。調査依頼時は「森友」の敷地だとは伏せておき、ボーリング調査だけを見てもらいました。結果的にこれが良かったのです。

「ゴミ」の事を考え続けた2カ月間。もちろん森友問題はまだ終わりません。真相解明の全力を尽くします。(たつみ・こうたろう 日本共産党参院議員 毎月第3週に掲載)

(大阪民主新報、2017年4月16日付より)