「森友学園」への国有地払い下げ 首相夫人付が籠池氏に電話

2017年4月3日  
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日本共産党の辰巳孝太郎議員は3日の参院決算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地払い下げ問題で、安倍晋三首相夫人の昭恵氏が関与した疑惑についてただしました。

辰巳氏は、森友学園の籠池泰典前理事長が2015年10月、首相夫人付の政府職員・谷査恵子氏に、国有地払い下げに関する要望を書いた手紙を送り、結果的に「満額回答」となったことを指摘。籠池氏が昭恵氏の留守電にメッセージを残していたため、籠池氏が谷氏に手紙を送る前に、谷氏から籠池氏に電話があったとの関係者の証言にも触れ、「昭恵氏が留守電を受け、谷氏に指示を下したのではないか」とただしました。

菅偉義官房長官は「そうした話は承知していない」と答弁。辰巳氏が「籠池氏に電話をしたのか、谷氏に確認したのか」とただしても、菅官房長官は「そうした話は承知していない」との答弁を繰り返し、確認することを拒否しました。

辰巳氏は、籠池氏の手紙は「小学校用地として豊中市野田1501の国有地を売買予約付定期借地として契約」との文言から始まっているとして、「籠池氏が谷氏と何のやりとりもなく、突然、こんな手紙を送ったなどというのはおかしい」と指摘。谷氏が籠池氏に返信したファクスでも「昭恵夫人に報告している」と言及していることをあげ、事実関係の確認と関係資料の提出、昭恵氏の証人喚問を要求しました。

2017年4月4日付「しんぶん赤旗」より引用